マティス・リュシーの本を読んでいる。
前書きには監修者稲森訓敏氏のリュシー理論の出会いについて書かれていた。
リュシーの発見は「表現を生み出すのは拍子とリズムである」と言うこと。
リュシーはリズムを定義した。リズムを表現するための具体的な方向を示した。
この理論を学んだ人は誰でも自力で表現が作れる。
監修者、稲森訓敏氏の手引きに書かれた通りに、
「音楽リズムの表現法」から読み進めた。
これは稲森訓敏氏による応用編。
リュシー理論に従って分析をする方法が書かれていた。
まずは、男性終止と女性終止を見つけること。
フレージングの三つの形、リズムの断片の話。
メトリックアクセントとは
リズムアクセントとは
パセティックアクセントとは
説明と表現方法について。
特に面白かったのは、枠外に書かれていた小さな文字。
メトリックアクセントは身体的感動
リズムアクセントは知性的感動
パセティックアクセントは感情的感動
と言うことだ。
これらのアクセントを分析して、強弱変化と速度変化を伴っていく。
拍子による強拍、弱拍が必ずしもその音量と一致しない訳がわかった。
ここに書いてある法則は、これまでレッスンで学び、色々な演奏を聴いて良い点を真似して音楽を作ってきたことと、通じるものがあった。
拍子による強拍と弱拍を意識するのは大前提としてあり、
リズムからフレーズを見つけ、長さと高さからアクセントの優劣をつけることができる。
特別な音は和声などにより決まり、それは優先される。
優先される音は長くて強い。
その音に向かってaccel.して、優先した後はrit.dim.となる。
それぞれの要素を一つずつ見つけて練習し、その後一つずつ増やしていく。
例を用いて、練習方法が具体的に説明されており、とてもわかりやすかった。
次は、いよいよ本文。