PMFアンサンブル演奏会ⅡにYY音楽教室卒業生のファゴット 奏者祐川嵩雄さんが出演されました。

 

祐川さんは北海道教育大学岩見沢校卒業後、中国の天津ジュリアード音楽院(米ジュリアード音楽院初の海外分校)の大学院に留学。先月修了。

卒業時に一人選ばれるジュリアードアワードに選ばれ、弦楽器から一人、管打楽器から一人選ばれるジュリアードコンペティションコンペティションにて優勝、学内オーケストラのソリストとして演奏されました。

 

ドイツの大学の試験に合格して、今秋より留学されます。すぐにプロオケが受けられるそうです。

 

 

PMFO素晴らしい出会いに恵まれて、「結構忙しいんですよ〜〜〜」と。

 

祐川くんが演奏されたのは、弦楽器管楽器による九重奏。びっくりするぐらい力強く充実したファゴット の音色。柔らかさ、素朴な味、色々な音色を持っているんだなぁと思いました。みんなで気持ちを合わせながら、それぞれの個性を尊重し合った自由なアプローチでとても楽しそうでした。

 

終演後、マーラー巨人第3楽章ですばらしいチューバソロを演奏された藤田裕人さんも加わって、ロビーでおしゃべり。

 

ベルリンフィルの奏者が素晴らしすぎます。リハーサル と本番が全然違うんです!と。

あんなに小さな音を出すのか?とステージ上で泣きそうになったと祐川くん。

 

小さな音はそーーーーと入るんではなくて、まず一瞬「パン」と入ってから、すぐPPにする。

「そーーーと入ると、怖いでしょう!そんなリスクは負いません。」

「ベルリンフィルの奏者でも怖いんだな〜」と思ったそうです。

 

そう!!トロンボーンの先生もそう言っていた。と藤田くん。

本番を振り返って、マーラーの時は第2楽章から、「心を落ち着けて・・・」とメンタルを整えていたそうです。

 

これからも本番が続くお二人。

 

人生の宝となるひとときを、存分に過ごされることと思います。

 

がんばれ〜〜〜