是枝裕和監督 坂本龍一音楽 坂元裕二脚本
とっても良い映画でした。
何かを象徴しているのか、邪魔にならない様に音の背景を描いているのかどっちだろうと思いながら、坂本龍一の視点に心を寄せ。
誰もが自分に、あるいはすぐ近くで起こりうる現代社会の問題が描かれていて、事なかれ主義、無関心、思い違い、思い込み、言葉の暴力、マスコミ、いじめ、DV、LGBT、偏見。ほんの少しの行き違いのせいで、違う方向へ進んでしまう事が、まさに人間が生きるということかもしれないなと思いました。
「怪物」とは、と「タイトル」に自分が引き戻された時。
坂本龍一のAQUAが胸にぐっと入り込んできます。