今、響く音のメソッドの入門講師養成コースの真っ只中にあるので、生活がアレクサンダーテクニークの考え方に染まってきています。
七つの原理も腑に落ちて、特に直接的な指導ではなく、間接的な指導を行うと言うもの。
例えば、手首が下がってしまう場合、手首を下げないでと注意するのではなく、手首が下がってしまう原因を考え、最適な高さにするための筋肉の作用の方法をイメージできるワークを行う。そうすることで、理想的な弾き方に自然に変化する。
ずっと、魔法にかかったようなレッスンを受けてきたのですが、それを自分が生徒にできるようになるための勉強です。
解剖学の本、ピアノがうまくなるからだ作りワークブック、緊張しなからだ作りワークブック、を並べては、
筋肉の起始と停止、骨格と関節の位置、内臓の位置、脳の働きなど、イメージしてワークする毎日。
3月末にはかわかみひろひこ先生が札幌にいらしたので、直接レッスンを受けることができました。
オンラインではっきりしていなかったことがわかって、より確実に効果のあるワークに結びついたかなと思います。
一緒に受けたヴァイオリン専攻の中学生、テューバ専攻の高校生も収穫が大きかった様子です。