音高音大受験コース2024年度卒業生よりレッスンの感想です。
今回はお二人 ご紹介させていただきます。
「自然に身についたソルフェージュ」
受験が間近になってきた時でも、「受験モード」みたいな雰囲気が無く、自分に合ったペースでいつも通りいろんな和声を聴いたり、楽しく音楽を学ぶレッスンが毎回幸せでした。
先生に教えていただいたことは、受験のためというよりも普段の演奏や曲の分析に役立ち、知識で終わらないことばかりでした。だから受験当日、見たことのない問題に出くわした時も楽しく緊張せずに臨めました。
先生のおかげでソルフェージュを嫌いになることなく、ここまで成長することができたと思います。
そして高校に入学してからも様々な場面で先生とやってきたことが自分の中で繋がり納得できる瞬間がたくさんあります。今はソルフェージュを学ぶことが楽しいと思える毎日です。
東京芸術大学附属高校 入学 ヴァイオリン専攻
中村優里
私は高校2年生の4月から2年間レッスンに通いました。
月3回のレッスンを24ヶ月間、合計すると72回のレッスンでしたが、ひとつひとつのレッスンが今の自分の感性を築く大切な時間になっていたと感じます。
毎回のレッスンは明確なアウトラインに基づいており、あっという間に感じられる充実感があったと同時に、回数を重ねる度に成長を実感することが出来ました。
矢崎先生は、先生と生徒としてはもちろん、時には普遍的に一人の人間同士として、また時には音楽家同士として私と接してくださることがありました。そういった関係性が促されることによって自分を客観的に見つめることができるようになるレッスンでした。目標を見据えた上でその時々の私にとってどのような練習が効果的かを一緒になって考えてくださる、とても心強い先生でもありました。
毎年開催されるクリスマスコンサートも、自分を大きく成長させてくれました。高校生だった私にとって、ひとつの本番に向けて準備するという過程を踏める機会は本当に貴重なものでした。1年間の学びの成果を発表し、仲間の演奏を聴いて刺激も受ける、大いに実りある経験となりました。
受験が近付いてくると、レッスンの際には決まって必ず「最近どう?」「今日は寒いね!」などと暖かい声をかけてくれたことも印象に残っています。
2年間本当にお世話になりました、唯一無二のこの教室で学ぶことができて本当に良かったと思っています。ありがとうございました。
北海道教育大学 岩見沢校 芸術文化課程 チューバ専攻
飯川璃樹