サラバンド 基本拍は非常にゆっくりと数えられ、テンポは最小の音価によって決まる。小さな音価は厳粛に守られた基本拍の範囲内で自由に演奏されなければならない。音符の値を16分音符以下の時に、音符の長さを数学的に半分にするのではなく、テンポをある程度加速することを意味する。
これは、ソナタにも言えるのかもしれないなぁ・・・
フルートソナタの前奏がとても速くなっているけれど。
ブーレ 全て2拍子。この拍子記号についてJ.P.スパーリングは次のように記している。
「2小節の長さは通常の1小節とほぼ同じである」ガヴォットはにも同じ拍子が与えられており、強拍よりも半拍でより強いアクセントが与えられるけれど、フレーズの最高音を強拍に置く事で、この効果を打ち消すことがある。
ジーグ 第1番はより慎重なフランス様式、第2番〜第6番はより速いイタリア様式。陰鬱な性格(半音階、メランコリック、しばしば1小節に三つの和音)を持つ第5番のジーグは例外。マッティソン他によると、これはより穏やかで表現力豊かな3/8拍子の例のようで気取った雰囲気になる。通常のように1小節ずつ拍を刻むのではなく、8分音符3つで拍を刻みます。
バッハの演奏において理想的なテンポを保つために極めて重要なことは、拍子をどのように刻むか、そしてどこにアクセントを置くか、あるいがアクセントをどこに置かないようにするかです。
6/8拍子のような複合拍子には特別な注意が必要。マッテソンはこの拍子について、「現代作曲におけるこの拍子の使用は最も美しく流れるような旋律、そして新鮮で生き生きとしたあらゆる楽曲に非常によく合っている。」と述べている。
バッハはイギリス組曲の三つの楽章、第1、第2のジーグ、第5のプレリュードに採用。どれも流れるような旋律。第2のジーグは16分音符を含まないため、おそらく他の二つの楽章よりも速く演奏されることが意図されている。さらにこの小節の2拍目は1拍目より軽く演奏する必要がある。ピアノではダイナミクスを弱めることで実現できる。
次はアーティキュレーションについてです!