エリーゼ音楽祭の札幌予選を聴きに行きました。

今年3月より円山教室に入会された生徒さんが出場されました。

20代後半、昨年ピアノを再開し、独学で練習。昨年コンクールに挑戦したものの結果が出ないので習おうと思った、と入会のきっかけをお話ししてくださっていました。

 

レッスンは月2回、これまで合計6回終了。

彼の聞きたいことをお答えする形でレッスンが進んでいます。

弾きたいことがある、できない内容もわかっていらっしゃる。

 

私にできることは考え方と、からだの使い方。まさに、分析とアレクサンダーテクニークを駆使してのレッスンになっています。

 

昨日、演奏後、ニコニコ顔でした。

からだの使い方を教えていただいて、今まで本番で「ぎゅっ」となってしまっていたことが、あまり起きなくて、思うように体が動いてくれました。そして、「演出すること」をレッスンで言ってもらって、これまで考えたことがなかったので、やっていいいんだと思いました。変にからだが動いても変だと思っていて。「演奏前に壁を使ったワークやりました!」

 

まずは、すぐ、本番で反応してくれるなんて・・さすが若いなぁ〜〜〜と感心しました。本番前にワークをする、壁がある!レッスンでやった膝曲げて肋骨方向思うワークをサッと思い出して、実行することも、さすが。

 

これまでも生徒さんの出会いで学ぶことがとても多いけれど、アレクサンダーテクニークを深めていく中で、素敵な出会いをいただいたなぁと思っています。

 

部門、同率1位。オーディエンス賞1位。おめでとうございます。