受験コースで学ぶ高校生の中で、吹奏楽部にて活動する中で将来音楽の道に進むことを決めてソルフェージュを始めた方は今回のクリスマスコンサートで初めてソロを演奏することになります。お辞儀、チューニング、合図、など指揮者がいて大人数で行うそれとは違いますから、レッスン内での準備は曲の分析から表現から、そして本番マナーに及びます。ピアノを小さな頃から弾いていて、発表会の経験があったとしても、楽器のソロはお客様に正面に向かいます。初ソロはやはり緊張感が違うようです。
高校2年生で初めてのソロを行ったRくんの感想の一部抜粋です。
今回のクリスマスコンサートでの1番大きな出来事はやはりソロを吹くことでした。
初めてソロを吹くという経験で、練習の段階からひとつひとつの打ち合わせがとても勉強になりました。その1曲に対してただ練習するだけでなく、様々な音源を聴いて自分の音楽を作っていったり、和声などを分析して構造から理解を深めたり、どれも初めての事でしたが楽しみながら進めることが出来て、本当に良い経験になったと思います。
他の人の演奏から音楽的な表現や技術などを学ぶことも多く、様々な楽器や編成が集まっているからこそそれぞれの楽器が持つ魅力を味わうことが出来、音楽は素晴らしいなと改めて感じました。門下生合宿も重なりこのクリスマスコンサートで、大きく成長することができました。ここで得たことを少しでも取りこぼさないよう、頭を使って練習を重ねて、1人の奏者として大きくなりたいと考えています。このような機会をありがとうございました。とても充実した経験になりました。