時間のデザイン 

 

読み進めていくと、私はこの方の考え方に似ている部分が多い。

 

○まずは「やります!」と言ってみる。

やればなんとかなる。

はじめは誰だってできない。

でも「できない」の先に「できる」はある。

それを変える方法は一つ。

「やってみる」だ。

「できない」は「できる」に変えられる。

〜〜〜時間のデザイン 井上新八著 より〜〜〜

 

 

「石井ちゃんと行く!」というテレビ番組のプロデューサーに「矢崎さん作曲してくれる?」と頼まれた。

私は作曲はしたことはあるけれど、仕事でやったことはない。

しかも「ミュージカル風」という。

センスがあるとは思えないし、どこかで聞いたことがあるメロディになることは間違いない。

でも、面白そうだからやってみると答えた。

 

1カットの分数が決まっていて、絵コンテがあって。

石井ちゃんの動きとセリフが決まっている。

そこにメロディをつけて、伴奏を書く。

 

分数が決まっているんだから、テンポと拍子をその寸法に合わせればぴったりの曲ができる。

本番の時は私が伴奏するから、キーボードの上にメトロノームを置いて、ぴったりに弾いた。

 

ふとメロデイが浮かぶ。伴奏はその時の気持ちに合うように、シンプルに和音の伸ばし、

コミカルにアルベルティバス、ちょっと盛り上げて和音の転回を積み上げていく。

そんなに迷わずに、次々と浮かんできた。

 

ディレクターも喜んでくれた。

石井ちゃんとの合わせは本番のちょっと前のみ。

そしてすぐ本番。

 

タレントさんってすごいな。すぐできちゃうんだと思った。

 

編集が終わって。

ディレクターさんが、すごい!!編集が楽でぴったりだった!!

 

そりゃそうだ(笑)分数合わせて書いているんだからと思いながら。

 

 

作曲家でもない私に、どうして作曲して欲しいと言うのか?

できそうだなと思ってくれるんだろうな。

 

 

11月に毎年行なっている鎌田強さんの朗読コンサートで音楽を書いている。

3年前に「モチモチの木」を完全オリジナルでやりたいから、作曲して欲しいと。

 

「やってみた」ら、とてもいい曲ができた。

 

自分の可能性ってこうやって見つけてくれる人がいるから、広がるのかもしれません。